エムロ-ドでは、お若い方々の成婚も多いのですが、30代後半∼40代前半の方々の成婚も多いのです。 ここでご紹介させていただく彼と彼女は、まさにこのお年頃だったのです。
彼は41才。大学を卒業されて一般企業の総務でお仕事をされていました。
彼女は39才。短期大学を卒業されてから銀行にお勤めでしたが、今は住宅関係の会社にお勤めです。
彼のプロフィ-ルには、“お相手が決まり次第、新居購入予定”と書かれていました。
でも、年収がかなり低い金額だったのです。
ご交際が始まってしばらくして、彼女からご相談がありました。もちろん年収の件です。
「彼とは前向きに結婚を考えたいと思っているのですが、結婚して子供が出来てもこの年収で大丈夫でしょうか?」と不安気なご様子。
確かに、彼女のご年齢からすると1日でも早く子供さんがほしいと思うのは、当然の事です。
でも、ここで彼のプロフィ-ルの事柄が蘇るのです。
“新居購入予定”
実は、この時すでに新居は購入されており、ロ-ンもなかったのです。これはとても嬉しいニュ-スでした。
早速、彼女と私は、家計の事や彼との生活の事など色々話し合い、もう一度、彼とご相談されてお決めになってくださいと、お伝え致しました。
数日後、お二人はご成婚されたのですが、その時彼女が言われた事が、今でもすごく印象に残っています。
「年齢を重ねるごとに用心深くなり、自分に対する焦りや色々な条件を考えると本当に大変でした。
でも、この人とならと思えるのは、さりげない心遣いや思いやりなんですね。これからは二人で一緒にがんばって行きます。」
私たちアドバイザ-にとって、最高の喜びを頂き、胸が熱くなりました。
※大阪(事務局)アドバイザー 市橋