結婚相談所物語

過ぎたるは・・・ 中編

さっそくお見合いと思いきや、ここから母親のご託宣巡りが始まりました。


干支の年周りは早々とクリアしているのでまず四柱推命、OK。


名前を忘れましたが2つ目、OK。


この間もちろんお見合いはお預けです。


そして京都の陰陽師。


さあ、ここで引っかかってしまったのです。


NGを出されてただ泣くばかりのお嬢さん。


お母さんに内緒でお会いする?と誘ったのですが、それもできませんでした。


こういう親御さんは運命を切り開くためにではなく


悪い結果が出るまでご託宣行脚を続けるのですから、


もはやお世話のしようがありません。


縁作りに来られて縁を潰していかれた母親とお嬢さん、


今頃はどうされているのでしょう。


別のケースではこういうことがありました。


ちょっと気難しい女性が、珍しく...と言っては失礼ですが、


やっとフィーリングの合う男性に巡り合いました。


10月のことです。


お正月には女性の両親にも紹介し、


すべてが良い感触で交際も順調に進んでいました。


ところがある日・・・


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マリッジ・コンサルタント 山名 友子