長い間の想いを実らせて結婚、というのはストーリーになりますが、
余りに急転直下のプロポーズ、となると何だか嘘っぽいでしょうか?
でも本当にあるのです。
確かに、決断に責任が持てるなら、
それまでの時間の多少で結果の善し悪しが決まるものではありません。
むしろ手早ければそれに越したことはありません。
では決断最速のものを一つ二つ...。
おそらく意思決定最速ナンバーワンでしょう。
会社経営の後継者として日々忙しくしていた男性は30歳少し過ぎ。
身長も高くとても素敵な男性でした。
家業を継ぐという立場からなかなか自由な時間も持てず、
これまで出会いの機会は皆無に等しかったようです。
多忙の為、お見合いの時間も都合をつけて
やっと夕方6時30分からということでした。
一人目、綺麗なお嬢さんを紹介しました。
さすが次期後継者、小粋な花束を手に現れました。
紳士的な振る舞いもちっとも厭味でなくごく自然なのです。
翌日11時頃、彼からお見合い結果の電話です。
「OKです。結婚したいです」
マリッジ・コンサルタント 山名 友子