成婚退会時恒例のツーショット。
生涯を、共にすると心に決めて寄り添う二人のはにかむ笑顔、
弾ける喜び―そんな一葉の蔭には、母たちの英断と粘り強い活躍がありました。
母親がいつの間にか勝手に入会していた、と語るAさん、Bさん。
共に一流有名大学を卒業して仕事は順風満帆、
人並みに恋愛もお付き合いも、充実した毎日を送っていました。
誠実で人好きのするAさん。
お付き合いも如才なくそれなりに...
のはずがいつも中途半端に終わってしまう。
頃合い見計らって背中を押してやる必要があるんじゃないか、
そう思った母親が息子に黙って入会しました。
全てお任せします、とは大きな決断だったでしょう。
さてお見合い相手と交際が始まりましたが、確かに足踏み状態が続きます。
でも順を追ってAさんの気持ちを確認していくと、
心は徐々に決まっている様子。
ここは相手とうまく繋ぎつつ、
Aさんのペースを尊重してじっくりと見守る必要がありそうです。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子