やがて一歩を進める要領を得たのでしょう。
「自分なりのタイミングでプロポーズしたいので、任せてもらえませんか?」
多少時間はかかりましたが自分らしく締めくくることが出来て、
写真のAさんは実に満足げです。
良かった点?
細かいこと言わずに任せてくれたところかな、と言うAさん。
本当に感謝すべき相手は英断を下されたお母様でしょう。
Bさんが動いた!それはサロンでもトップクラスのニュースでした。
数年前に母親が独断で入会して以来、初めてのことだったのです。
Bさんは有名国立大学の大学院を卒業した自慢の息子。
でも優秀さ故に我が子ながら遠慮もありました。
道ならぬ恋の只中にいるのを案じながらも、
強く意見はできなかったようです。
それでも子供の結婚に無関心ではいられません。
こっそり入会して息子の気持ちの変化を待ちました。
我々スタッフは母親経由で性格や好みを把握し、
まだ見ぬ本人の人物像を結びます。
そしてついにその日が来たのです。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子