結婚相談所物語

男らしさ談義 後編

貴公子然とした彼自身、パーティでも多くの女性から申し込みがありました。


でも彼は違ったのです。


パーティで気に入った彼女にまっしぐら。


3回目のデートの時にはすでに自分の気持ちを相手に伝えています。


「君の気持ちはいい。僕の気持ちを伝えたい。真剣にお付き合いしたい」


きっぱりとしたこの決め文句、


まさに貴公子のような「男らしさ」でした。


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○ 双子の兄には彼女がいるし、職場には出会いがないし...


という彼は男性会員の中でもかなりの若手。


小柄な彼ですが、明朗な語り口と若者らしい


さわやかさがまったくそれを感じさせません。


デートも半端ではありません。


彼女が、うどんが食べたいと言うと、では美味しいうどんを食べましょう!


と四国まで行ってしまうのですから。


ラーメンが食べたいと言うと本当に、九州か北海道に行きましょう、


と空港へ車をつけるかもしれませんね。


そんなパワフルでリード上手な行動力で、


金のわらじを履かずとも1歳年上の姉さん女房を手に入れました。


双子のお兄さんも追い抜いての見事なゴールインです。


若々しくて清々しい「男らしさ」の賜物です。


さて、女性の皆さん、


あなたはどういう「男らしさ」がお好きですか?


そして男性の皆さん、


あなたはどういう「男らしさ」に共感しますか?


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マリッジ・コンサルタント 山名 友子