そして男性は、その笑顔に強く惹かれました。
笑顔の輝きもさることながら、心からの笑顔が自分に向けられている、
そのことが、自分をきちんと見てくれる人がいるという喜びになり、
自分を信じてみようと思えるようになったそうです。
二人とも勝手に自己分析をし、自分というものをこうだと決めつけていましたが、
お互いの瞳に映る自分に触れ、そしてそこにいる自分を素直に受け入れられた時、
かけがえのない伴侶となる大切な人を見つけることができたのでした。
私はこんな人、と分析したがる人がいます。
しかし長く連れ添う間柄で緻密な自己分析に何の意味があるのでしょう。
相手にとって自分、自分にとっての相手を考えた時、
お互いが必要だと思えたらもはや伴侶の気持ちの芽生えであり、
それを大切にしていけばいいのではないでしょうか。
彼の目に気持ち良く笑う自分がいて、素敵に笑う彼女の目に自分がいる、
もはやそれで充分なのではないでしょうか。
それに気付いたお二人は、き
きっとお互いの気持ちに正直な温かい家庭を築いていかれることでしょう。
どうぞ末永くお幸せに。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子