それまで身に纏っていた、俺がしっかりしなきゃ、
という重い鎧を脱ぎ棄てた途端の変化でしょうか?
とっても男前で条件全て申し分なくて、
ただ決断力が無いばかりに躓いてばかりいると思っていた、
そんな男性が、デートの段取りから何から何まで
全て女性に任せたら縁談がまとまった、という事実。
取り仕切るのが得意という女性にすれば、
素直に頼ってくれる男性はそれが魅力だったのでしょうか?
男性と女性、父性と母性、一人の男と一人の女。
どうしようもない違い。
だからお互い補って生きていくのが、
自然が与えた最良の手段なのかもしれません。
でも、補い方は様々だから、相手を選び選ばれて、
という手順があるのでしょう。
役割分担は夫婦ごとに違います。
千差万別の夫婦があって、家庭があって、だから世の中は彩豊か。
人を補うのはやっぱり人でなければなりません。
俺が大黒柱だと強がる男に、あなたが頼りと寄り添う女。
実は観音様よろしく女は男を手のひらでころころと、
というのもいいじゃないですか。
夫婦円満いいじゃないですか。
とにかく男と女、二人がよければそれでいいじゃないですか。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子