結婚相談所物語

婚活浪人だった私の年の差婚 後編

彼はお見合いから最後のデ-トまで、


ずっと不思議に思っていた事があったそうです。


「この人が今まで結婚せずにいるのが不思議です。


彼女はすごく前向きで、明るくて積極的な方で、


一緒にいると元気になる人です。


僕よりもずっと若いですし、初婚ですしね!」


「こんな僕で良いんでしょうか?」と、担当者へは相談されていたようです。




彼は大学を卒業後、企業にお勤めされていました。


一人っ子でご両親の介護の為、50才で退職。


ご両親を最後までお世話をされて、やっと落ちつかれたのが56才の時でした。


その後、お嬢さんが結婚されて、今は一人暮らし。


「どんな生活をされているのかしら?」


「色々不自由ではないのかしら?」


などと考えているけど一向に招待してくれる様子もない。


思い切って「家に遊びに行きたいわ・・・」と、つぶやいてみました。


すると、いとも簡単に「いつでもおいで」とご自宅に招待されました。




お見合いから3か月後、エムロ-ドを無事成婚退会しました。


長い長い婚活生活についにピリオドです。


アドバイザ-の方々には、色々とお話を聞いてもらったりして、


本当にお世話になりました。


もちろん彼も長い間お世話になりました。


心からのアドバイス、諦めないで良かった。


今までの私には考えられなかった稀少価値の年の差婚でした。


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大阪(事務局)記