結婚相談所物語

しぶしぶの息子と不承不承の娘 後編

まあサロンも近いことだしものの試しということで・・・。


しぶしぶの息子と不承不承の娘は出会いました。


ところが不思議や不思議、


第一印象から惹かれあうものがありました。


結婚についてイメージすら持てなかったのが、


お互い相手に接するたびにほのぼのとした想いが湧いてくる。


何とはなしに良いものだなぁと感じ始めたのでした。


あとは時間の問題。




こうしてたまたま子供を案じた母親が、


同じような決意のもとに同じような行動に出て


最高の結末を見たのですけれど、


案ずるより産むが易し、


心配は心配としてただ繰り言を重ねるだけでなく、


寡黙に行動して吉となったお話です。


親の心配は尽きないとはこのことで、


授かった新しい命の無事の誕生が次なる気がかり。


かつて不承不承の娘も


人の親にもなれば子を案ずる親の気持ちも


わかることでしょう。


子供の心配をするのは親の仕事。




心配するな


と言ってもするのがいつの時代も世の常ですけれど、


どうせするなら程よく効果的に


、良い結果をもたらすように。


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マリッジ・コンサルタント 山名 友子