高級住宅街に住むぼんぼんが、
結婚するにあたって
もっとグレードの高い住宅街に
豪奢な新居を買ってもらった。
よくある話。
幼い頃から幸せな家庭を持つことに憧れてきた女性が、
ハイグレードな住宅街の豪奢な新居で
幸せな家庭を持った。
よくあって欲しいけどなかなかない話。
いいえ別に高級住宅街のお屋敷が
いいというわけではありません。
ぼんぼんにしても娘さんにしても、
この人と思える人と人肌恋しくなるような
あたたかい家庭を持てた、
それが一番なのです。
それで今回ばかりは実にいいことをしたと
自画自賛ながらにご満悦なのですけれど、
え?お前は何もしていないじゃないか、
ですって?
いやいやそんなことはありません。
いつも私がハラハラドキドキしながら
娘さんに付き添っていたのですから、
目に見えなくても
きっと娘さんは背中を後押しされた気分になっていたはず。
ええ、きっとそうです。
だって私は縁結びの神の使者ですもの(笑)。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子