いずれ一人っきりになってしまう子供の先々を考えず、
自分の身可愛さの勝手な言い草とも言えるでしょう。
それに、育てたのは私です。
嫁と自分の親との間でどういう態度をとるかも含めて
育て躾けてきたのは他ならぬこの私なのですから、
嫁に取られるなんてそんな子供を侮(あなど)るような、
自分を卑下するようなことをどうして言えましょうか。
ですからセミナーに参加して、
意を決して結婚のお相手をお世話していただくことに致しました。
本当ならもう少し早くに決断すればよかったのかもしれませんが、
それでも出会いのタイミングで言えば案外良かったのかもしれません。
入会手続きは私の独断で致しました。
孫がお見合いをしてくれるかどうか不安もありましたが、
30半ばで彼女がいないのが事実ですから、
いくら男の子と言っても放っておくわけには参りません。
間もなく、担当者のご尽力で、
二度ばかりお見合いをさせていただきました。
私の不安は杞憂だったとホッと致しました。
二度目のお見合いでお話がトントン拍子に進み、
早くも式場の段取りとやらで
今日も若い二人は出かけております。
それはそれは大変素敵な方をご紹介してくださいました。
マリッジ・コンサルタント 山名 友子